探偵の調査カメラはSONY一択!

カメラ修理 探偵の思わぬ出費

~SONYの修理代と調査にオススメの機種~

2020年12月、探偵マンは調査カメラの思わぬ故障で33,000円の臨時出費をした経験があります。探偵にとってカメラはまさに「仕事の相棒」。日々の調査に欠かせない重要なツールでありながら、同時に過酷な現場で酷使される「消耗品」としての側面も持ち合わせています。そして2024年6月、その相棒が再び不調に陥り、二度目の修理に出すこととなってしまいました。

2020年12月に修理したSONYカメラ 探偵の調査要カメラ 修理費33,000円

本記事では、探偵の私が長年愛用しているソニー 4K ビデオカメラ Handycam FDR-AX60の修理費用を公開するとともに、なぜ探偵の調査にはSONYのカメラがおすすめなのか、特に機種選びのポイントについて詳しく解説します。

探偵が選ぶべきSONYのカメラは?

一般ユーザーの方々には、ソニーの4K Handycam FDR-AXシリーズの中でも、2020年発売のFDR-AX45A のようなシンプルでコンパクトなモデルが人気です。
しかし、私たち探偵のように「職人的な撮影」を行うプロの現場では、現在探偵マンが使用している2018年発売のFDR-AX60 のモデルが断然おすすめです。
(2016年発売のFDR-AX55でも同レベル)

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2020年 FDR-AX45Aはこちら 113,785円(税込)

2018年 FDR-AX60はこちら 115,700円(税込)

2016年 FDR-AX55はこちら 83,800円(税込)

FDR-AX45AとFDR-AX60の比較

FDR-AX45Aは、手軽に4K撮影を楽しめる一方で、以下の本格的な操作系が省略されています。

  • ビューファインダー(EVF)の非搭載: 日中の強烈な日差しで液晶が見えにくい状況はもちろんのこと、光を漏らしてはいけない暗闇の中での撮影でも、光が漏れてしまう液晶パネルを開くことなく対象者を狙うことが出来ます。 周囲に気づかれずに撮影したい場面で、モニターの光が漏れる心配がないため、非常に重宝します。
  • マニュアルリングの非搭載: レンズ部分にあるマニュアルリングは、フォーカス、ズーム、露出(明るさ)といった重要な設定を、素早く、そして直感的に手動で調整することを可能にします。瞬時に状況が変化する探偵の現場では、タッチパネル操作よりも、物理的なリングでの確実な操作が求められます。

画質そのものには大きな差がないこれらのモデルですが、現場での「使いやすさ」「操作の確実性」「状況対応能力」という点で、AX60(やAX55)の本格的な操作性は、探偵業にとってまさに必須の機能と言えるでしょう。この点を考えると、私たちは迷わずAX60を選び、その性能を最大限に活用しています。

マニュアルリングがあると手動で素早くピントを合わせられます

リングで調整するのはプロそのものですね!

再び不調に見舞われたカメラの症状

探偵マンのカメラ(AX60)も前回の修理から数年が経ち、日々の酷使には耐えられず、再び複数の不調が見られるようになってしまいました。

気は使って丁寧に扱っているんだけどなぁ

毎日のように酷使してるから仕方ないね

カメラの症状は、修理依頼書にも詳しく記載されていました。

カメラの症状を記載した修理依頼書

カメラの症状を記載した修理依頼書
  • 画面の開閉がゆるい: 前回も修理した箇所ですが、やはり使用頻度の高さからか、再び液晶画面の開閉部が緩くなっていました。調査中、頻繁に開閉を繰り返す探偵ならではの症状と言えるでしょう。
  • ズーム調整ボタン左が利きにくい: ズーム操作がスムーズにできないことは、決定的な瞬間を逃すことに繋がりかねません。
  • テープを貼っている部分の蓋が外れている: 細かな外装の破損も目立つようになりました。
  • レンズのリングが緩くなっている: 操作性に直接関わる部分であり、精密さが求められるカメラにおいては大きな問題です。

これらの症状が発生したため、今回はジョーシン摂津店に修理を依頼することにしました。

予想以上の広範囲な修理内容

6月18日に修理依頼をして、6月30日にカメラが手元に戻ってきました。Joshinのロゴが入った袋に丁寧に梱包されています。

修理から戻ってきたマイカメラ SONYのテープとクッション材で丁寧に梱包されています。

12日で戻ってきたのは想定よりもだいぶ速かった

早速開封し、同梱されていた修理報告書を確認すると、その修理内容が予想以上に広範囲にわたっていたことが判明しました。

修理報告書の内容(交換部品と対処内容)

修理報告書の内容(交換部品と対処内容)

主な修理内容は以下の通りです。

  • 液晶モニターのヒンジ部品交換: やはり、前回同様「画面の開閉がゆるい」原因となっていたヒンジ部分が摩耗しており、交換されました。探偵業におけるカメラの宿命とも言える箇所です。
  • 操作ブロック(ズームレバー)交換: ズーム調整ボタンの不調は、操作ブロック自体の摩耗によるもので、これも交換対象となりました。(雨天時では雨に濡れることも)
  • 本体側面・外装部品交換: テープで補強していた蓋の外れや、本体側面の破損により、カバー部品を含む複数の外装部品が交換されました。
  • マニュアルリング交換: レンズリングの緩みも、破損が原因で回転しづらくなっていたため、新しい部品に交換されました。
  • マニュアルボタン交換: こちらは当初指摘していなかったものの、修理センターで確認したところ、固定部が折れていたため交換が必要と判断されました。

これらの修理は、液晶や操作系、外装に至るまで多岐にわたっており、まさにカメラの主要部分が生まれ変わったような状態でした。修理と同時に、故障した液晶パネルも同梱されていました。

交換されたsonyの液晶パネル

思っていたより重症だった💧

それだけ頑張ってくれてたんですね!

衝撃の修理費用

そして、最も気になる修理費用です。今回のFDR-AX60 の修理でかかった費用は、なんと47,480円(税込)でした。

修理費用47,480円

交換部品が多いからもっと高額になるのかと思った💦

無料見積もり診断では57,000円くらいだったもんね

修理後のカメラ:見た目も操作性も「すっきり」

高額な出費とはなりましたが、修理を終えたFDR-AX60 は、見違えるようにきれいになり、操作性も元通りです。

レンズ周りもすっきりし、4KのロゴやSONYの文字も誇らしげに見えます。(←親バカ?)

これでまた、質の高い画像が撮れる!

探偵の仕事において、調査カメラはなくてはならない存在です。サッカー選手にとってボールが友達であるように、私たち探偵にとってはカメラが「友達」なのです。
しかし、その「友達」は常に過酷な環境にさらされ、故障とは常に隣り合わせであるという現実を突きつけられました。

絶好調になった探偵の調査カメラ SONY FDR-AX60

これからもよろしくネ!

今回の高額修理は、カメラが単なる道具ではなく、高頻度で使用される「消耗品」としての側面が非常に強いことを改めて認識させられました。この修理費用も、探偵業を継続していく上での必要経費として、ある程度の覚悟が必要なのだと痛感します。

車から急いで降りる際に、膝からうっかり落としてしまうケースも多いため、今後もスタッフ一同、カメラの扱いに細心の注意を払い、可能な限り長く使えるよう大切にしていきたいと思います。

カメラは友達、大切にしよう!

肝に銘じます💦

私はもっと小さいので頑張ります💦

液晶パネルも丁寧に閉めます

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