学校に行かず、日中に外出する息子。その行動の裏には何が隠されていたのか？親の不安から始まった素行調査で明らかになった、茨木市のゲームセンターでの“意外な真実”とは。
親の不安、コスモサポートへの依頼
大阪府茨木市にお住まいのご夫婦は、16歳になる高校生の息子さんの行動に頭を悩ませていました。学校にはほとんど行かず、日中から夜まで外出する息子さん。問い詰めても「友達といるだけ」としか答えないため、ご両親の不安は募るばかりでした。「もしかしたら不良グループとつるんでいるのでは？」「悪事に巻き込まれているのでは？」——様々な悪い想像が頭をよぎり、真実を知るために、意を決して私たち「コスモサポート」に調査を依頼されました。
素行調査開始
午前中に動きはなく、息子さんが自宅から徒歩で出てきたのは午後1時50分でした。
13：50 息子さんが自宅から徒歩で出てくる。
尾行開始だ。
13：53 スーパー「サンディ 双葉店」に入る。
昼食の買い出しかな？
14：03 簡単な食料品だけを買って自宅に戻る。
息子さんは一旦帰宅したが、黒いジャケットをまとい、すぐに出てきた。
14：13 阪急茨木市駅に近づく。
電車に乗るかな？
いや、通過した
14：14 大阪府茨木市永代町５ ソシオビルに入る。
地下に降りたぞ
ゲームセンター「ＤＩＮＯ」
14：15 地下1階のゲームセンター「ＤＩＮＯ」に入る（※現在は閉鎖）
中に、入って様子を確認しよう
ここは、昔からある古いゲームセンターだね
14：18 息子さんは、一人でゲームに没頭している。
14：29 状況は変わらず、1人でゲームに夢中になっている。
ゲームが好きなのね
昔ながらの雰囲気が漂うこのゲームセンターで、午後2時18分、息子さんは一人でゲームに没頭していました。
14：31 知人らしき男性が現れて、息子さんの隣に座る。
不良仲間ではないな
真逆のオタク系だね
ご両親が懸念されていたような不良仲間ではなく、むしろその真逆を行く「オタク系」の雰囲気でした。
15：01 息子さんは、合流した仲間と通信対戦系のゲームを楽しんでいる。
息子はこのゲームセンターの常連みたいだな
15：42 仲間が増えるが、同じくオタク系の人物である。
あ！またお友達がきたみたいよ
17：19 息子さんは、新たに合流した知人と並んで通信対戦ゲームを楽しんでいる。
もう3時間も経つぞ？
オタク仲間が集結
18：00 続々と仲間が増えて、グループでゲームを楽しんでいる。
いずれの人物も、不良とはかけ離れたオタク系の人物である。
すごく楽しそうｗ
しかし、よく飽きないものだな💧
18：38 状況は変わらず、息子さんは仲間たちとゲームを楽しんでいる。
お金も結構使い込んでない？
ぶっ通しでゲームしてるしね
続々と仲間が増え、グループでゲームを楽しんでいました。
いずれの人物も、不良とはかけ離れたオタク系の人物ばかり。皆、非常に楽しそうで、時間を忘れて熱中している様子が窺えます。
この時点でかなりの時間をゲームに費やし、お金も使い込んでいる現状も明らかになり、親御さんが息子さんにお小遣いを与えすぎている可能性も考えられそうです。
19：03 状況は変わらず、息子さんは仲間たちとゲームを楽しんでいる。
もう少しで5時間・・・💧
19：09 息子さんが両替機で両替をしている。
まだ終わりそうもないね💧
19：33 白いカッターシャツの男が、最も長く一緒に遊んでいて、親友らしい様子が窺える。
しかし、ずっとガンダム対戦ゲームだな
20：01 状況は変わらず、まだガンダムの通信対戦ゲームを続けている。
もうすぐ6時間になるよ！？💦
もうそろそろ閉店のはず
さらにゲームを続ける息子さんたち。
午後7時9分には両替機で両替をする姿も確認され、まだ終わりそうにはありません。
白いカッターシャツの男性が最も長く一緒に遊んでおり、親友らしい様子が窺えました。彼らは一貫してガンダム対戦ゲームを楽しんでいるようです。
午後8時になっても状況は変わらず、まだ通信対戦ゲームを続けています。
ゲームセンターに入ってからもうすぐ6時間になります。
ゲームセンター「ＤＩＮＯ」20時閉店
20：03 息子さんが、一番親しかった仲間とゲームセンターから出る。
20：05 阪急茨木市駅の構内で立ち話をはじめる２人。
本当に仲がよさそう
20：07 ゲーム仲間と解散して、帰宅する。
不良グループとの関わりはなかったな
別の視点で問題はありそうね💧
これにて本日の調査は終了です。不良グループとの関わりはなかったものの、別の視点での課題が見えてきました。
親子関係の再構築へ
今回の素行調査で、息子さんが不良グループではなく、共通の趣味を持つオタク仲間とゲームセンターで健全に過ごしていることがわかりました。親御さんの不安は解消されたものの、長時間ゲームに没頭し、学校を休んでいるという新たな課題が見えました。
この真実は、息子さんとどう向き合うかを考える上で、非常に大切な情報となるでしょう。頭ごなしに叱るのではなく、息子さんの「好き」を理解した上で、ゲームに費やす時間や金銭面も含めて、学校や将来について話し合うきっかけになるはずです。同時に、親御さん自身が息子さんへの接し方や、これまでの甘やかしがなかったかを見つめ直す機会にもなるでしょう。真実を知ることは、親子の関係を立て直し、より良い未来へ進むための大切な一歩です。
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